【3月11日 AFP】アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2013-14)決勝トーナメント1回戦第2戦を控えるACミラン(AC Milan)のクラレンス・セードルフ(Clarence Seedorf)監督は10日、逆転で準々決勝に勝ち進めると信じていると語った。

 チャンピオンズリーグ通算7度の優勝を誇るミランは、約3週間前にホームで行われた第1戦で試合の主導権を握りながらも、アトレティコに0-1で敗れている。

 ミランは今季のイタリア・セリエAで厳しいシーズンを過ごしており、首位を独走するユベントス(Juventus)と勝ち点37差の11位に低迷している。

 しかし、1月にマッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)前監督からチームを引き継いだセードルフ監督は、チームがまだ大舞台で戦い続けることができると確信している。

 元オランダ代表のセードルフ監督は、「第1戦の結果が、試合のアプローチの仕方に影響を与えるとは思わない。スコアは最小限の結果だし、両者はまだ対等でオープンな試合になる」と語っている。

「ミランは欧州の歴史に名を残しているクラブで、選手もそれを感じている」

「厳しいシーズンを過ごしているが、われわれは奮起して今後も重要な試合を戦うことができると期待している」

 ミランは第1戦でクロスバーとアトレティコのGKティボー・クルトワ(Thibaut Courtois)の好守に決定機を阻まれているが、セードルフ監督はふたたびゴールを奪いにいくことを誓っている。

「われわれのやり方は第1戦とほとんど変わらない。得点を目指して攻撃的に仕掛けていく」

「われわれはチームとして団結し、強いハートを持って戦わなければならない」

(c)AFP/Kieran CANNING