【3月13日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)のロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)は12日、コービー・ブライアント(Kobe Bryant)が長引く左膝の負傷のため、今季の残りの全試合を欠場すると発表した。

 左膝骨折の療養中のブライアントは、次のようにコメントした。

「今季が、思うようにいかず期待外れだったことは間違いない。でも、僕はレイカーズとファンからのサポートに感謝していて、トレーニングキャンプ開始までに調子を取り戻し復帰できることを楽しみにしている」

 35歳のブライアントは、レイカーズを2000年~2010年に5度のNBAファイナル制覇に導き、2008年の北京五輪と2012年のロンドン五輪では米国の金メダル獲得に貢献した。

 12日にレイカーズのチームドクターが、ブライアントの負傷はまだ完治していないと判断したことで、チームも来季まで心置きなくブライアントを休養させることができる。

 トレーナーのギャリー・ヴィッティ(Gary Vitti)氏は、「コービーのけがが治らない状況と、リハビリと試合でプレーするための準備期間を考慮に入れ、今季残された時間を考えると、復帰には間に合わない」と語る。

「しかし、これでコービーはオフシーズンを治療とリハビリ、準備に専念できる。来季開幕時には、彼が100パーセントで戻ってくることを待ち望んでいるよ」

(c)AFP