グラナダに敗れたバルサ、タイトル争いから後退
このニュースをシェア
【4月13日 AFP】13-14スペイン1部リーグは12日、第33節の試合が行われ、グラナダ(Granada CF)に0-1で敗れたFCバルセロナ(FC Barcelona)は公式戦2連敗を喫し、リーグタイトル獲得の望みは打撃を受けた。
グラナダは前半16分にヤシン・ブラヒミ(Yacine Brahimi)がこの試合唯一となった得点を挙げると、FCバルセロナはGKオレスティス・カルネジス(Orestis Karnezis)を最後まで攻略することができなかった。
アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)と対戦した欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2013-14)で、準々決勝敗退に追いやられてからわずか3日後、FCバルセロナは首位アトレティコに勝ち点1差の3位に後退した。
同日行われた試合で、アルメリア(UD Almeria)を下したレアル・マドリード(Real Madrid)が、FCバルセロナに代わって2位に浮上している。
FCバルセロナのアンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)は、仏テレビ局のカナル・プリュス(Canal Plus)に対し、「一歩後退してしまった。たった1失点を喫したために、すべての努力が水の泡になった」と語っている。
スペイン代表のイニエスタは、ボール支配率が80パーセント以上を記録し、この試合で29本のシュートを放ったFCバルセロナが、どうして多くのチャンスをふいにしたのかについて、明確な答えを見つけられないようだった。
「敗れたとき、その理由を説明するのは難しい。ゴールは決められなかったが、それ以外はすべてコントロールできていた」
「彼らは一度きりのチャンスをものにした。死活問題に直面しているチームは、一度きりのチャンスをつかんで生き延びることができる。これは当然の結果ではなかった。僕らは勝たなければならなかったけれど、それができなかった」
「得点を挙げるために全力を尽くした。最終的には詰めが甘かったということ。これが最も難しく、勝敗を分けるんだ」
(c)AFP/Kieran CANNING