【5月3日 AFP】13-14NBAは2日、プレーオフ1回戦(7回戦制)が各地で行われ、ブルックリン・ネッツ(Brooklyn Nets)が97-83でトロント・ラプターズ(Toronto Raptors)に勝利した。

 ネッツのデロン・ウィリアムス(Deron Williams)は、第3クオーター序盤に足首を痛めながらも23得点5リバウンド4アシストを記録する活躍をみせ、プレーオフ敗退の危機にあったチームをけん引した。

 この結果、シリーズ対戦成績は3勝3敗となり、決着はトロント(Toronto)で4日に行われる最終第7戦に持ち越された。

 足首を痛めたあとに11得点を記録したウィリアムスは、「アドレナリンがなくなると痛くなるけれど、4日の試合でプレーする準備はできている」と語った。

 第3クオーターで最大27点のリードを奪ったネッツは、79-59と大量リードを手に第4クオーターを迎えたが、試合に敗れはしたものの、ラプターズに22点のリードを許しながら最終クオーターで一時逆転に成功したトロントでの第5戦の展開を忘れてはいなかった。

 ラプターズは14-2の追い上げをみせ、試合時間残り5分2秒としたところで86-76まで点差を縮めたが、その後はこれ以上詰め寄ることができなかった。

 昨季はシカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)と第7戦までもつれながらも、プレーオフ1回戦敗退に終わったネッツは、ジョー・ジョンソン(Joe Johnson)が17得点、ケビン・ガーネット(Kevin Garnett)が13得点、ポール・ピアース(Paul Pierce)が12得点6リバウンドを記録した。

 ラプターズはデマー・デローザン(DeMar DeRozan)が28得点の活躍をみせたものの、第5戦で36得点を挙げたカイル・ローリー(Kyle Lowry)がフィールドゴール(FG)16本中4本しか決められず、わずか11得点に終わった。(c)AFP