負傷のコスタ、馬プラセンタ治療のためセルビアへ
このニュースをシェア

【5月22日 AFP】スペイン各紙は21日、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2013-14)決勝を控えるアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)が、ジエゴ・コスタ(Diego da Silva Costa)に特別なホース・プラセンタ治療を受けさせるため、セルビアに向かわせたと報じた。
W杯ブラジル大会(2014 World Cup)では、スペイン代表の鍵を握る選手とみられているコスタは現在右足のハムストリングを痛めており、リスボン(Lisbon)で行われるレアル・マドリード(Real Madrid)との大一番への出場が危ぶまれている。
アトレティコのディエゴ・シメオネ(Diego Simeone)監督は、コスタが試合に出場できるようになるのであれば、あらゆる手段を使うと語っていた。
スペインのスポーツ紙「アス(AS)」など複数のメディアは、アトレティコがセルビア人医師のマリヤナ・コヴァチェヴィッチ(Marijana Kovacevic)氏の治療を受けさせるために、コスタを専用機でベオグラード(Belgrade)に向かわせたと伝えた。
コヴァチェヴィッチ医師は、馬の胎盤から抽出した体液を使用して損傷した細胞の修復を早めることができると伝えられており、過去にはオランダ代表のロビン・ファン・ペルシー(Robin Van Persie)や、イングランド代表のフランク・ランパード(Frank Lampard)の治療も行っている。
コヴァチェヴィッチ医師は、ブラジルW杯でガーナ代表チームの医療を担当する。
ブラジル出身で25歳のコスタは、リーグ優勝を決めた17日のFCバルセロナ(FC Barcelona)戦で負傷していた。(c)AFP