スパーズがサンダーを一蹴、シリーズ2連勝を飾る
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【5月22日 AFP】13-14NBAは21日、プレーオフのウエスタンカンファレンス決勝(7回戦制)第2戦が行われ、サンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)が112-77でオクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)に快勝し、シリーズ2連勝を飾った。
スパーズはトニー・パーカー(Tony Parker)が22得点の活躍をみせ、ダニー・グリーン(Danny Green)が10本中7本の3ポイントシュートを決めると、ティム・ダンカン(Tim Duncan)は14得点12リバウンド、ベンチスタートのエマニュエル・ジノビリ(Emanuel Ginobili)は11得点を記録した。
第1クオーターは24-26と先行されたスパーズだったが、それ以降は88-51でサンダーを圧倒した。シリーズを2勝0敗としたチームは、94パーセントの確率で勝ち上がっている。
第1戦を122-105で先勝しているスパーズは、ダンカン、ジノビリ、パーカーの3人で合計47得点を稼いでいる。
長い間一緒にプレーしているスパーズのビッグ3は、トリオでプレーオフ史上最多となる通算111勝目を挙げ、マジック・ジョンソン(Magic Johnson)氏、カリーム・アブドゥル・ジャバー(Kareem Abdul-Jabbar)氏、マイケル・クーパー(Michael Cooper)氏を抜いた。
また、この日28分間プレーしたダンカンは、プレーオフ通算出場時間でロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)に在籍していたジャバー氏を抜き、歴代2位に浮上した。
ダンカンは、レイカーズのコービー・ブライアント(Kobe Bryant)が持つ歴代1位の通算8641分にあと27分まで迫っており、今回のシリーズで記録を更新することが濃厚となっている。
一方、サンダーはケビン・デュラント(Kevin Durant)とラッセル・ウエストブルック(Russell Westbrook)が、ふくらはぎを痛めて欠場しているセルジ・イバカ(Serge Ibaka)の穴を埋めるために十分な役割を果たせなかった。
今季の最優秀選手(MVP)に輝いたデュラントは、ウエストブルックとともにそれぞれ15得点にとどまった。それ以外に先発した3人の選手も合計4得点に終わっている。(c)AFP