元イングランド代表主将が日本代表のFWコーチに
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【5月27日 AFP】ラグビー元イングランド代表のスティーブ・ボーズウィック(Steve Borthwick)が、今季のプレミアシップ終了後に現役を引退し、日本代表FWコーチに就任することになった。英国放送協会(BBC)が26日、伝えた。
主将を務めたこともあるイングランド代表で57キャップを誇る34歳のボーズウィックは、31日に行われるプレミアシップ・ファイナルではサラセンズ(Saracens)を率い、ノーサンプトン・セインツ(Northampton Saints)との現役最後の試合に臨む。
ボーズウィックは、これまでワラビーズ(オーストラリア代表)やサラセンズを率いた経験を持つエディー・ジョーンズ(Eddie Jones)ヘッドコーチ(HC)の元で指導に当たる。
ボーズウィックは昨年、日本代表のウェールズとのテストマッチでもコーチを務めた経験を持つ。
BBCによると、日本ラグビーフットボール協会(Japan Rugby Football Union、JRFU)は、「ボーズウィックは、過去2年間スポットコーチとして日本代表に参加」「イングランド代表キャプテンも務めた人柄で選手からの信頼も厚く、FWコーチとして、ラグビーW杯へ向けてキーとなるフォワードの更なる強化に力を発揮してくれると信じています」と声明を発表している。(c)AFP