ヒートがペイサーズを退け4年連続ファイナル進出
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【5月31日 AFP】13-14NBAは30日、プレーオフのイースタンカンファレンス決勝(7回戦制)第6戦が行われ、マイアミ・ヒート(Miami Heat)が117-92でインディアナ・ペイサーズ(Indiana Pacers)を退け、4年連続NBAファイナル進出を果たした。
ファイナル2連覇中のヒートはレブロン・ジェームズ(LeBron James)とクリス・ボッシュ(Chris Bosh)がそれぞれ25得点を記録し、ペイサーズを完膚なきまでに打ちのめした。
ペイサーズとのシリーズを第6戦で終わらせたヒートは、ボストン・セルティックス(Boston Celtics)が1984年から87年にかけて達成して以来となる4年連続ファイナル進出を成し遂げている。
ここまで素晴らしい実績を築き上げながらも、第5戦ではフィールドゴール(FG)を10本中2本しか決めることができず、プレーオフ自己最低の7得点に終わったジェームズだったが、この日は12本中8本のFGを成功させるなど立ち直りをみせ、6アシストも記録した。
2011年に行わたNBAファイナルでは敗れたものの、それから2連覇を果たしているヒートは、ドウェイン・ウェイド(Dwyane Wade)とラシャード・ルイス(Rashard Lewis)がそれぞれ13得点を挙げ、クリス・アンダーセン(Chris Andersen)は10リバウンドを記録した。
ヒートは、現在ウエスタンカンファレンス決勝を戦っているサンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)とオクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)の勝者と、NBAファイナルで対戦する。
ウエスタンカンファレンス決勝は、第7戦までもつれた昨季のファイナルでヒートに敗れたスパーズがシリーズ対戦成績を3勝2敗としており、31日に行われる第6戦に勝利すればファイナル進出が決まる。
4年連続でファイナルに進出したのは、ヒートがリーグ史上3チーム目となっている。
セルティックスが1957年から66年まで10年連続でファイナル進出を果たし、1982年から85年にかけてロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)も達成した。セルティックスはまた、1984年から87年にかけてファイナルに進出しており、今回のヒートの偉業はそれ以来となった。(c)AFP