【7月1日 AFP】オランダサッカー協会(Koninklijke Nederlandse Voetbal BondKNVB)は30日、そけい部を負傷したナイジェル・デ・ヨング(Nigel de Jong)について、今後のW杯ブラジル大会(2014 World Cup)に出場することは難しいかもしれないと明らかにした。

 イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)に所属する29歳のデ・ヨングは、29日に行われた決勝トーナメント1回戦のメキシコ戦でそけい部を負傷し、序盤で途中交代していた。

 KNVBの広報は、30日にデ・ヨングが検査を受けた後、「(デ・ヨングの状態は)思わしくない」と語っており、7月5日に行われるコスタリカとの準々決勝の数日前にも検査を受ける予定としている。

 デ・ヨングは、負傷でメキシコ戦をわずか9分で途中交代しており、ファンルイス・ファン・ハール(Louis van Gaal)監督は、サルバドール(Salvador)で行われる準々決勝の計画が「大幅に後退した」と語っている。(c)AFP