【7月3日 AFP】コロンビア出身のポップ歌手シャキーラ(Shakira)が、13日にリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)で行われるW杯ブラジル大会(2014 World Cup)の閉会式に出演することが明らかになった。同式典では、ギタリストのカルロス・サンタナ(Carlos Santana)、ヒップホップ歌手のワイクリフ・ジョン(Wyclef Jean)もパフォーマンスを披露する。

 国際サッカー連盟(Federation Internationale de Football AssociationFIFA)が2日に出した声明によれば、3大会連続の出演を飾るシャキーラが、ブラジルの人気シンガー・ソングライターであるカルリーニョス・ブラウン(Carlinhos Brown)と一緒に「La La La(Brazil 2014)」を歌うという。

 サンタナ、ワイクリフ、ブラジル出身の歌手アレクサンドレ・ピレス(Alexandre Pires)の3人は、マラカナン・スタジアム(Maracana Stadium)で今大会の公式アンセム「Dar um Jeito(We Will Find a Way)」を披露することになる。

 ピレスは、同じくブラジルの人気歌手イヴェッチ・サンガーロ(Ivete Sangalo)と共に、同国の楽曲のメドレーを演奏するという。

 昨年、スペイン代表のジェラール・ピケ(Gerard Pique)との間に第1子となる息子が誕生したシャキーラは、「2014年サッカーW杯の閉会式で、私の楽曲『La La La(Brazil 2014)』を披露できることに興奮しています」と話した。

「お分かりかと思いますが、私とサッカーは切っても切れない関係で、私を含む多くの方々にとって、W杯がどういう意味を持つのかは理解しているつもりです」

 FIFAが閉会式の楽曲リストを発表した一方で、マラカナンでの決勝に臨めるのは、現在勝ち残っている8チーム中わずか2チームとなる。前回王者のスペインは、まさかのグループリーグ敗退に終わっている。

 シャキーラの母国コロンビアは、4日に行われる準々決勝でブラジルとの対戦を控えており、同日にはフランス対ドイツの一戦も予定されている。5日には、アルゼンチン対ベルギー、オランダ対コスタリカの試合が行われる。(c)AFP