【7月13日 AFP】サッカーブラジル代表のGKジュリオ・セザール(Julio Cesar)は12日、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)が悔しい結果に終わったことを受け、自身の代表としてのキャリアが終わったことを認めた。

 ブラジリア(Brazilia)で行われた3位決定戦にブラジルが0-3で敗れると、セザールは「恐らくこれが僕にとって最後のW杯だ。35歳で2015年のコパ・アメリカ(2015 Copa America)に臨むのには、色々と問題があるだろう」と話した。

「2018年のW杯に出場する気がないのにコパ・アメリカに出るのはわがままというものだ」

 W杯南アフリカ大会(2010 World Cup)準々決勝では戦犯扱いされたセザールだが、今大会の決勝トーナメント1回戦ではチリ相手に好セーブを見せ、たちまち英雄視されるようになった。

 しかし、準決勝ではドイツの猛攻に手も足も出ず、ブラジルを1-7の惨敗から救い出すことができなかった。

 セザールは、「ブラジルサッカーにとって悲しい瞬間だ。心と体を落ち着かせて、すべてを忘れるべき時だと思う」としている。

「次のGKに順番が回ってきた。代表ジャージーに袖を通す可能性のある選手が7、8人いると思うよ」

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