積極補強のキャブスがベテランFWのマリオン獲得
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【9月10日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)のクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)は9日、ダラス・マーベリックス(Dallas Mavericks)のベテランFWショーン・マリオン(Shawn Marion)と契約を結んだと発表した。
すでにスーパースターのレブロン・ジェームズ(LeBron James)が復帰しているキャブスは、2011年にマーベリックスでNBA王者に輝いているマリオンを獲得し、チャンピオンの経験をさらに加えた。
キャバリアーズは、マイアミ・ヒート(Miami Heat)で2度のNBA王者、2度のファイナル進出を経験したジェームズが7月、4年ぶりに故郷のチームに復帰して以来、活発な動きを見せている。
ジェームズの復帰を受けて、球団はビッグマンのケビン・ラブ(Kevin Love)をトレードで獲得し、ガードのカイリー・アービング(Kyrie Irving)と合わせて新たな「ビッグ3」を結成させた。ヒート時代のジェームズは、同じようにドウェイン・ウェイド(Dwyane Wade)、クリス・ボッシュ(Chris Bosh)とのスタートリオを形成していた。
それだけでなく、キャブスは脇を固める面々にも、シューターのマイク・ミラー(Mike Miller)、ジェームズ・ジョーンズ(James Jones)という強力な選手を獲得しており、今回そこにマリオンが加わった。
現在36歳のマリオンは、マーベリックスに所属した昨シーズンは76試合に出場して平均10.4得点、6.5リバウンドの成績を残した。通算では、フェニックス・サンズ(Phoenix Suns)、ヒート、トロント・ラプターズ(Toronto Raptors)、マーベリックスで計1106試合に出場し、平均15.8得点、9.0リバウンドを記録している。(c)AFP