幸せな結婚のための必需品?台湾のデザイナーが提案
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【11月9日 Relaxnews】平均寿命が延びれば、将来の結婚はさらに難しいものになるのでは?──私たちの寿命が毎年平均3か月ずつ延びている中、台湾のプロダクトデザイナー、アリス・ワン(Alice Wang)氏はそう考えた。
同氏が率いるスタジオ、アリス・ワン・デザイン(Alice Wang Design)はこのほど、「結婚の将来」と名付けたプロジェクトの下で考案したいくつかの製品を発表した。将来における「結婚の喜び」により適したものになるよう、日常的な製品を改良したものだ。
その1つである「ザ・リング(The Ring)」には、従来の結婚指輪のように宝石をはめ込むのではなく、夫婦が事前に合意した婚姻日数が表示されている。合意された期間にわたってのみ継続するのが結婚であることにすれば、「離婚」や「別離」という言葉を使わずに済むとの考えに基づいたものだ。
「ダイニングテーブル(The Dining Table)」には電波を妨害する工夫が講じられており、その前に座っている間は携帯電話を使うことができない。夫婦を携帯機器から引き離し、食事中はお互いの顔を見て話すことを奨励するテーブルだ。
最後に紹介するのは、「マウス(The Mouse)」。結婚していることを思い出させるものとして作られたこのマウスには、ほのかに温度が上がるリングが取り付けられている。パソコンの使用中、インターネット上で「浮気」につながりそうなサイトを閲覧することに歯止めをかける役割を果たすという。(c)Relaxnews/AFPBB News