【12月22日 AFP】2014-15アルペンスキーW杯は21日、フランスのヴァルディゼール(Val d'Isere)で女子スーパー大回転の第2戦が行われ、エリザベート・ゲルグル(Elisabeth Goergl、オーストリア)が同胞のアンナ・フェニンガー(Anna Fenninger)を破り、優勝を果たした。

 2011年の世界選手権(2011 FIS Alpine World Ski Championships)で回転とスーパー大回転の2種目制覇を成し遂げたゲルグルは、1分25秒42を記録し、ソチ冬季五輪同種目女王のフェニンガーを0.05秒差で振り切った。

 一方、米国のリンゼイ・ボン(Lindsey Vonn)は、アンネマリー・モザー・プレル(Annemarie Moser-Proell、オーストリア)氏が保持するW杯史上最多の通算62勝にあと1まで迫っていたが、この日はクラッシュに終わり記録に並ぶことはできなかった。

 スロベニアのティナ・マゼ(Tina Maze)は、前日の滑降で上位へ入ったのに続いてこの日も3位に入り、総合争いで首位を維持している。(c)AFP