ヤンスルードが前日の借りを返し優勝、アルペンスキーW杯
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【1月25日 AFP】2014-15アルペンスキーW杯は24日、オーストリアのキッツビューエル(Kitzbuehel)で男子滑降の第6戦が行われ、ノルウェーのチェーティル・ヤンスルード(Kjetil Jansrud)が前日に行われたスーパー大回転の借りを返し、イタリアのドミニク・パリス(Dominik Paris)をかわして優勝を飾った。
アルペンスキーの「スーパーボウル(Super Bowl)」とも呼ばれる今大会で、ヤンスルードはトレーニングからの好調を維持。58秒16で、スーパー大回転の覇者パリスに0.02秒差をつけた。
3位には、トップと0.21秒差でフランスのギジェルモ・ファイド(Guillermo Fayed)が入り、来月のアルペンスキー世界選手権(2015 FIS Alpine World Ski Championships)に向けてはずみをつけた。
3.3キロのコースで予定されていたこの日のレースは、視界の悪さを理由に開始時間が遅れると、主催者の判断で距離が約半分に縮められ、高低差を利用したスピード勝負から、1.6キロの「スプリント」勝負になってしまった。(c)AFP/Luke PHILLIPS