【2月2日 AFP】14-15スペイン1部リーグは1日、第21節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)は3-2でビジャレアル(Villarreal CF)に勝利した。

 バルセロナは2度のビハインドを背負いながらも、ビジャレアルとのスリリングな打ち合いを制し、首位レアル・マドリード(Real Madrid)との勝ち点1差を保った。

 バルセロナは攻め込みながらも得点を奪えずにいた前半30分、レアルからビジャレアルに期限付き移籍中のデニス・チェリシェフ(Denis Cheryshev)に先制点を許したが、ハーフタイム直前に好調ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)の得点で同点に追いついた。

 すると後半は4分間で3得点が入る慌ただしい展開となった。まずはルシアーノ・ビエット(Luciano Vietto)の得点でビジャレアルが勝ち越しに成功すると、バルセロナもラフィーニャ(Rafinha Alcantara)の得点で即座に同点に追いついた。

 そして最後はメッシがペナルティーエリア手前から狙いすましたシュートで逆転ゴールを決めた。

 バルセロナはこれで、3位アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)との勝ち点差を3に戻したが、未消化分のセビージャFC(Sevilla FC)戦を4日に控えるレアルがこの試合に勝利すれば、勝ち点差は4に広がる。

 一方、ビジャレアルは公式戦19試合ぶりの敗戦となり、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)出場権の得られる4位セビージャとの勝ち点差は4に広がっている。(c)AFP/Kieran CANNING