【2月8日 AFP】14-15NBAは7日、各地で試合が行われ、ニューオーリンズ・ペリカンズ(New Orleans Pelicans)は72-107でシカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)に敗れた。

 この試合でペリカンズのアンソニー・デイビス(Anthony Davis)が右肩に重度の打撲を負った。1試合平均約25点を挙げリーグ得点ランキングで4位につけるデイビスは負傷退場したものの、レントゲン検査の結果それ以上の深刻なけがをしてはいない。

 第2クオーターにデイビスはアリウープを決めた後、手をリングから滑らせて右肩からコートに落ちた。その後も出場を続けたものの、検査のため試合を離れた。

 13分の出場で8点に終わったデイビスが抜けた後、ペリカンズはそれまでと同様のプレーができず、今季の最低得点数で試合を終えた。

 48-39としてハーフタイムを迎えたブルズは、20得点する間の失点を3に抑えるなど、第3クオーターは33-17とペリカンズを圧倒。そのまま押し切った。

 ブルズではデリック・ローズ(Derrick Rose)とパウ・ガソル(Pau Gasol)がゲームハイの20得点を挙げ、ガソルは15リバウンドも記録。さらにベンチスタートのトニー・スネル(Tony Snell)が19点、ジミー・バトラー(Jimmy Butler)が18点を決めた。ペリカンズではタイリーク・エバンス(Tyreke Evans)の15点がチームハイだった。

 ブルズはこれで戦績を30勝21敗とし、イースタンカンファレンスのセントラル・ディビジョンでクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)を抜き首位に立っている。

 一方のペリカンズは27勝24敗となり、ウエスタンカンファレンスのプレーオフ出場権の最後の椅子となる8位につけるフェニックス・サンズ(Phoenix Suns)とのゲーム差が1.5に開いた。(c)AFP