【3月9日 AFP】2014-15アルペンスキーW杯は8日、ドイツのガルミッシュパルテンキルヒェン(Garmisch-Partenkirchen)で女子スーパー大回転の第6戦が行われ、リンゼイ・ボン(Lindsey Vonn、米国)が優勝した。

 この結果、ボンとアンナ・フェニンガー(Anna Fenninger、オーストリア)による女子スーパー大回転の総合優勝争いは、シーズン最終戦までもつれることが確実になった。

 アルペンスキー世界選手権(2015 FIS Alpine World Ski Championships)の同種目で銅メダルを獲得しているボンは、1分16秒65を記録し、W杯通算65勝目を挙げた。

 ボンに0秒20差でティナ・マゼ(Tina Maze、スロベニア)が2位に入り、フェニンガーは0秒36差の3位だった。

 これにより、ボンが女子スーパー大回転で今季獲得したポイントは計440点となり、フェニンガーを8点差で抑えてトップに立っている。

 一方、W杯総合首位に立つマゼは計1285点まで伸ばし、フェニンガーがこれを1241点で追いかけているが、年間タイトルの行方はフランスのメリベル(Meribel)で行われるシーズン最終戦まで持ち越しとなった。(c)AFP