スアレスが決勝弾!バルサがレアルとのクラシコを制す
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【3月23日 AFP】14-15スペイン1部リーグは22日、第28節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)はルイス・スアレス(Luis Suarez)の素晴らしい個人技から決勝点を奪い、レアル・マドリード(Real Madrid)に2-1で勝利し、勝ち点4差をつけて首位を守った。
バルセロナはリオネル・メッシ(Lionel Messi)のFKからジェレミ・マシュー(Jeremy Mathieu)のヘディングシュートで先制したが、レアルもクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が批判の声を黙らせる同点ゴールを決め、前半は1-1で折り返した。
そして後半に入ると、バルセロナはダニエウ・アウベス(Daniel Alves)のロングボールに抜け出したスアレスが個人技から決勝点を挙げた。スアレスにとっては、これが「エル・クラシコ(El Clasico)」初ゴールとなった。
レアルはここ4試合で3敗目を喫し、カルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督の解任論が再燃する可能性もある。しかし、序盤から危険な場面を多く作ったのはレアルだった。
カリム・ベンゼマ(Karim Benzema)が強引にシュートを放つと、さらにベンゼマの絶好のクロスにロナウドがボレーで合わせたが、シュートはクロスバーをたたいた。
ところが、先制したのはバルセロナだった。マシューは前半18分に、メッシの左サイドからのFKを頭で合わせ、クラブ初得点を記録した。
さらにバルセロナは同30分、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)に追加点のチャンスが訪れたが、スアレスのミスショットが流れてきたところに合わせきれず、シュートはレアルのGKイケル・カシージャス(Iker Casillas)の正面を突いた。
するとその直後、レアルが見事な連携から同点に追いついた。ルカ・モドリッチ(Luka Modric)のスルーパスをベンゼマがヒールで中央に流すと、走り込んだロナウドが足先でGKクラウディオ・ブラーボ(Claudio Bravo)の届かない場所にシュートを流し込んだ。
そこからハーフタイムにかけてはレアルが流れをつかみ、オフサイドを取られたもののギャレス・ベイル(Gareth Bale)がネットを揺らすと、ロナウドの強烈なシュートがブラーボを襲い、さらにこれで得たCKからベイルが得点を狙ったが、シュートはわずかに枠を外れた。