【3月23日 AFP】14-15NBAは22日、各地で試合が行われ、サンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)が114-95でアトランタ・ホークス(Atlanta Hawks)に快勝した。

 昨季のファイナル覇者スパーズが、快進撃を続けていたイースタンカンファレンス首位のホークスをあらゆる点で上回り、勝利を収めた。

 この試合でスパーズはフィールドゴール(FG)成功率56.1パーセントをマークすると、6人が二桁得点を記録し、現在リーグ最下位のニューヨーク・ニックス(New York Knicks)相手に喫した5日前の痛ましい敗戦を完全に払しょくした。

 スパーズは14本中10本のFGを成功させたティアゴ・スプリッテル(Tiago Splitter)が23得点の活躍をみせると、カウィ・レナード(Kawhi Leonard)は20得点10リバウンド7アシストを記録した。

 スパーズではまた、ベンチスタートのボリス・ディーオウ(Boris Diaw)は17得点を挙げ、ダニー・グリーン(Danny Green)も15得点を加えた。

 スパーズは試合開始直後から攻勢を仕掛け、第1クオーターでは6分間で11得点を記録すると、マルコ・ベリネリ(Marco Belinelli)はこの試合で記録した13得点を第2クオーターだけで稼ぎ、チームをさらに加速させた。

 そして迎えた第3クオーター、スパーズは10-2でホークスを突き放し、スコアを69-43にすると、いら立ちを隠し切れなくなったホークスのマイク・ブデンホルツァー(Mike Budenholzer)ヘッドコーチ(HC)は、2回目のテクニカルファウルを宣告されて退場処分になった。

 スパーズにとってこの試合唯一の不安材料は、センターのアロン・ベインズ(Aron Baynes)になるだろう。ベインズは前半に右足首を負傷した。

 17日の試合でニックスに敗れて以降、スパーズが3連勝を飾ったのとは対照的に、ホークスはこれで今季初の3連敗を喫した。

 ホークスではポール・ミルサップ(Paul Milsap)が22得点を挙げた一方で、オールスターに出場したアル・ホーフォード(Al Horford)、カイル・コーバー(Kyle Korver)、ジェフ・ティアグ(Jeff Teague)は3人合計で22得点に終わった。(c)AFP