デュラントが骨移植手術でシーズン絶望、復帰には最大6か月
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【3月28日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)のオクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)は27日、昨季のレギュラーシーズン最優秀選手(MVP)に輝いたケビン・デュラント(Kevin Durant)が、故障している右足に再びメスを入れる必要があるため、今季残りの試合をすべて欠場すると発表した。
2月19日の試合を最後に全試合を欠場しているデュラントは、骨移植の手術を受けるため、復帰には最大で6か月かかるという。
サンダーは、昨年10月に受けた手術で右足に埋め込まれたボルトが、デュラントの違和感の原因になっており、痛みを軽減するために行った外科的処置のリハビリが思うように進んでいないことを明かしていた。
デュラントは今週、専門医のもとを訪れ、同医師が再手術を勧めたという。
サンダーのサム・プレスティ(Sam Presti)ゼネラルマネジャー(GM)は、「ケビンの足の痛みは立方骨の炎症に端を発しており、安静にしていれば治癒するものだが、一方で、これまで快方に向かっていると思われていたジョーンズ骨折、つまり第5中足骨疲労骨折が、再発の兆しをみせている」と明かした。
ジョーンズ骨折は、シーズン開幕前の昨年10月、デュラントが離脱を強いられる原因となった外傷だった。
デュラントは、昨年12月2日に戦列復帰を果たしてから、今季は1試合平均25.4得点、6.6リバウンド、4.1アシストを記録していた。
プレスティGMは、手術が来週初めにニューヨーク(New York)で行われる予定で、デュラントの長期的な状態を考えての決断だと話した。
「骨移植は、長期的な健康を維持する上で有効な手段であることが、歴史的に証明されている」
(c)AFP