韓国で新配車アプリ登場、「ウーバー」に対抗
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【4月9日 Relaxnews】韓国のモバイル端末向けチャットアプリ最大手ダウムカカオ(Daum Kakao)が、同国内で取り締まりの対象となっている米配車サービス「ウーバー(Uber)」と競合するタクシー配車アプリをリリースした。
新アプリ「カカオタクシー(KakaoTaxi)」では、ウーバーの抱える問題を克服するさまざまな対策が講じられている。
呼び出せるのは正規のタクシーのみで、安全対策として乗客が運転者の名前と写真、車両情報を自動的に受信する仕組みとなっている。また、プライバシー保護策として、降車時にチャット履歴を自動的に削除するアプリ内メッセージ機能を搭載している。
同サービスはソウル(Seoul)市内の人の流れを追跡し、どこにタクシーを派遣すればいいかを知る手助けもする。ユーザーは地下鉄の乗車カードで代金を支払うことも可能だ。
米グーグル(Google)のモバイル向けOS「アンドロイド(Android)」版のアプリは先月31日にリリースされ、米アップル(Apple)のモバイル端末向け基本ソフト(OS)「iOS」版も今月中にリリースされる予定。(c)Relaxnews/AFPBB News