【5月9日 AFP】テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2015)は8日、女子シングルス準決勝が行われ、大会第3シードのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)は2-6、4-6でロシアのスベトラナ・クズネツォワ(Svetlana Kuznetsova)に敗れた。

 前回王者のシャラポワを破ったクズネツォワは、もう1試合の準決勝で第1シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)を6-2、6-3で下した第4シードのペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)と決勝で対戦する。

 復調を続けるクズネツォワは7年ぶりにシャラポワを下し、グランドスラムに次ぐ「プレミア・マンダトリー」の大会では2009年以来となる決勝進出を決めた。

 4強進出に向けてこの2日間でコート上に6時間いた29歳のクズネツォワを相手に、前回覇者のシャラポワは3年連続の決勝進出を本命視されていた。

 しかし、2度の四大大会(グランドスラム)制覇の経験を持つクズネツォワはそれにも屈せず、サービスゲームをすべてキープした。(c)AFP