【6月25日 AFP】バスケットボールのスペイン1部リーグは24日、プレーオフ決勝(5回戦)が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)が90-85で宿敵FCバルセロナ(FC Barcelona Lassa)を破り、41年ぶりの3冠を達成した。

 レアルは米国出身のジェイシー・キャロル(Jacyee Carroll)が19得点を挙げる活躍をみせ、シリーズ3連勝で栄冠に輝いた。

 今季のレアルは、すでに国王杯(Copa del Rey of Basketball)とユーロリーグ(Euroleague)を制しており、これに国内リーグのタイトルを加えたことで、ファンの喜びは頂点に達した。

 レアルの3冠達成は1974年以来で、通算では1965年、1974年に続き3度目となる。

 レアルは今回の優勝で、バルセロナの後塵を拝してスペイン1部リーグ2位に終わったサッカー部門の悔しさを晴らしている。

 一方、敗れたバルセロナはクロアチア出身のセンター、アンテ・トミッチ(Ante Tomic)が29得点を記録したものの、レアルとのシリーズでは未勝利に終わった。(c)AFP