ワウリンカが快勝で4強、準決勝も好カードに ジャパンオープン
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【10月10日 AFP】男子テニス、楽天ジャパンオープン(Rakuten Japan Open Tennis Championships 2015)は9日、シングルス準々決勝が行われ、大会第1シードのスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)は6-3、6-4でオースティン・クライチェク(Austin Krajicek、米国)を一蹴し、快晴の東京で準決勝進出を決めた。
全仏オープンテニス(French Open 2015)覇者で世界ランク4位のワウリンカは、鋭いグラウンドストロークで左打ちのクライチェクを圧倒すると、わずか58分でベスト4進出を決めた。
同日の準々決勝で第3シードのジル・シモン(Gilles Simon、フランス)が敗れ、ワウリンカは、準決勝でギル・ミュラー(Gilles Muller、ルクセンブルク)と対戦することになった。
男子テニス界の誰もが恐れるワウリンカの片手バックハンドは、この試合でクライチェクをひどく苦しめ、最後はキックサーブでリターンのミスを誘うと、ワウリンカはシーズン4つめのタイトル獲得に向けて大きく前進した。
ワウリンカは試合について、「今日は、これまでよりリラックスできたし、自分のゲームに自信が持てた」と振り返り、「1時間の試合なんて、パーフェクトな一日だ」と満足げに語った。(c)AFP/Alastair HIMMER