【10月18日 AFP】15MLBは17日、プレーオフのア・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)が行われ、カンザスシティ・ロイヤルズ(Kansas City Royals)が7回に一挙5得点を挙げ、6-3でトロント・ブルージェイズ(Toronto Blue Jays)を下した。この結果、ロイヤルズがシリーズ2連勝としている。

 ブルージェイズの先発デビッド・プライス(David Price)は、初回の1死から6回までロイヤルズの打者18人を連続で凡退させていたが、3-0でリードしていた7回に崩れ、ベン・ゾブリスト(Ben Zobrist)に安打を許した。

 ロイヤルズはその後、ロレンゾ・ケイン(Lorenzo Cain)が右安打で出塁。エリック・ホズマー(Eric Hosmer)の適時打でゾブリストを本塁にかえすと、ケインがケンドリス・モラレス(Kendrys Morales)のゴロで本塁に突っ込んだ。

 続くマイク・ムスターカス(Mike Moustakas)が適時打を放ち、1点を追加したロイヤルズは、サルバドール・ペレス(Salvador Perez)が三振に倒れたものの、アレックス・ゴードン(Alex Gordon)がフルカウントから二塁打を打った。

 ここでブルージェイズは先発プライスを下げ、アーロン・サンチェス(Aaron Sanchez)を登板させたが、アレックス・リオス(Alex Rios)が安打を放つと、ロイヤルズは一挙5得点で7回を終えた。

 ロイヤルズは8回にもダメ押しの1点を追加し、ブルージェイズはホームでの3連戦に気持ちを切り替えざるを得なくなった。(c)AFP