【10月20日 AFP】15NFLは19日、第6週の試合が行われ、フィラデルフィア・イーグルス(The Philadelphia Eagles)は27-7でニューヨーク・ジャイアンツ(New York Giants)に勝利し、NFC東地区の首位に立った。

 ジャイアンツのQBイーライ・マニング(Eli Manning)からインターセプトを2本記録したイーグルスは、これで今季の通算成績を3勝3敗として地区首位に並んだ。今回の直接対決の結果、イーグルスはタイブレーカーの条件でジャイアンツより優位に立ち、地区首位の座を奪取している。

 両チームにミスが目立ったこの試合では、第2クオーターにイーグルスのCBノーラン・キャロル(Nolan Carroll)が好判断をみせてマニングのパスをインターセプトすると、そのまま17ヤードのリターンタッチダウンを決めてイーグルスが14-7とリードした。

 ジャイアンツは、マニングが試合開始から教科書通りに10本のパスを決めるなど、8回のプレーで合計80ヤード進んだ最初の攻撃シリーズをタッチダウンにつなげた。

 この攻撃シリーズでは、ハムストリングを痛めてこの一週間は練習を休んでいたプロボウル(Pro Bowl)選手のオデル・ベッカム(Odell Beckham)が13ヤードのタッチダウンパスをキャッチして締めくくっている。

 しかし、これがジャイアンツの唯一の得点となり、マニングは4回のサックを喫すると、さらにインテンショナル・グラウンディングの反則で2度の罰退が科せられてしまった。

 一方、イーグルスのQBサム・ブラッドフォード(Sam Bradford)はWRライリー・クーパー(Riley Cooper)へ32ヤードのタッチダウンパスを決めるなど、38本中24本のパスを成功させて合計280ヤードを稼いだ。

 しかし、ブラッドフォードは3本のインターセプトを許すミスも犯している。

 イーグルスではまた、RBデマルコ・マレー(DeMarco Murray)が22回のキャリーで合計109ヤードを稼ぎ、チーム移籍後初の一試合100ヤードを記録した。

 17-7とリードしたイーグルスは、第3クオーターにジャイアンツのDTニキータ・ウィットロック(Nikita Whitlock)のラフィング・ザ・パンターの反則にも助けられ、11回のプレーで85ヤード前進した。

 イーグルスは、この反則で攻撃を優位に進めると、同クオーター残り6分13秒の場面でマレーが12ヤードのタッチダウンランを決めて24-7とした。(c)AFP