【12月2日 AFP】サッカースペイン国王杯(Copa del Rey 2015-16)は1日、4回戦が各地で行われ、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)が2-1でCFレウス・デポルティウ(CF Reus Deportiu)に先勝した。

 RCDエスパニョール(RCD Espanyol)とのリーグ戦から7人を変更し、若手中心で試合に臨んだアトレティコは、リーグ3部のレウスに先制されたものの、逆転勝利でベスト16に一歩前進した。アトレティコとレウスは、17日の第2戦で再び対戦する。

 スペイン1部リーグで現在2位につけるアトレティコは、前半30分にリュカ・エルナンデス(Lucas Hernandez)が守備でミスを犯し、レウスのフラン(Fran Carbia)にまさかの先制ゴールを許した。

 しかし、大会通算10度の優勝を誇るアトレティコは、前半36分にルシアーノ・ビエット(Luciano Vietto)のヘディングシュートが決まって試合を振り出しに戻すと、後半18分にはサウル(Saul Niguez)のゴールで逆転に成功した。

 アトレティコのディエゴ・シメオネ(Diego Simeone)監督は試合後、「僅差で終わったので、満足な結果とはいえない」と語っている。

「1点リードを許したところから逆転したことは評価している。ペナルティーエリア内での決定力が改善されれば、チームのレベルはもっと上がるだろう」

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