バルセロナがエスパニョール退け国王杯8強、ムニルが2得点
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【1月14日 AFP】サッカースペイン国王杯(Copa del Rey 2015-16)は13日、5回戦の第2戦が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)が2-0でRCDエスパニョール(RCD Espanyol)を退け、2試合合計スコア6-1で準々決勝に進出した。
エスパニョールと2度対戦した過去10日間でジェラール・ピケ(Gerard Pique)やルイス・スアレス(Luis Suarez)の発言が物議を醸していたバルセロナだったが、不穏な空気が漂っていたダービー3連戦を勝利で締めくくった。
バルセロナはこの試合、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)、ピケ、セルヒオ・ブスケッツ(Sergio Busquets)、アンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)を温存したものの、2日前に世界年間最優秀選手「FIFAバロンドール(FIFA Ballon d'Or)」に輝いたリオネル・メッシ(Lionel Messi)は出場した。
通算5度目のバロンドール受賞を果たしたメッシは前半31分、寸分の狂いもない完璧なスルーパスでエスパニョール守備陣を破ると、ボールを受けたムニル・エル・ハダディ(Munir El Haddadi)は、相手GKをかわして先制ゴールを決めた。ムニルは終盤にもアレイクス・ビダル(Aleix Vidal)のアシストから追加点を奪い、エスパニョールを突き放した。
すでにセビージャ FC(Sevilla FC)とミランデス(CD Mirandes)が8強入りを果たしている国王杯ではこの日、アスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)、セルタ(Celta de Vigo)、ラス・パルマス(UD Las Palmas)が準々決勝進出を決めた。
14日の試合では、スペイン1部リーグで現在首位に立つアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)がラージョ・バジェカーノ(Rayo Vallecano)と、ギャリー・ネビル(Gary Neville)監督が指揮を執るバレンシア(Valencia CF)がグラナダ(Granada CF)との第2戦に臨む。(c)AFP