【2月22日 AFP】テニス、リオ・オープン(Rio Open presented by Claro 2016)は21日、男子シングルス決勝が行われ、ウルグアイのパブロ・クエバス(Pablo Cuevas)が6-4、6-7、6-4でアルゼンチンのギド・ペラ(Guido Pella)を下し、ツアー通算4勝目を飾った。

 決勝戦のマッチポイントでは、クエバスの強打をペラがリターンできず、2度目のブレークとともに、2時間16分の試合に終止符が打たれた。

 準決勝で第1シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)を下し、決勝進出を果たしたクエバスは、降雨により中断が挟まれ、日付をまたいだこの試合を制し、シングルスでは自己最高となる優勝賞金30万3300ドル(約3400万円)を手にした。

「皆さん、ナダル選手に会いたかったと思いますが、僕を応援してくれてありがとうございました」としたクエバスは、「ウルグアイの皆さんが楽しんでくれたことを祈ります」と続けた。

 左打ちのペラは、世界71位で大会を迎えたものの、22日発表のランキングでは、一気に42位まで浮上した。準優勝賞金14万2450ドル(約1600万円)を受け取ったペラにとっても、これがキャリア最高の給料日となった。

 この優勝で、45位から27位に世界ランクを上げたクエバスは、けがのため、2011年から約2年間ツアーを離れていたものの、一昨年はスウェーデン・オープン(SkiStar Swedish Open 2014)とクロアチア・オープン(Croatia Open Umag 2014)を制し、昨年はブラジル・オープン(Brasil Open 2015)で優勝した。(c)AFP