ブラジル代表ネイマールが五輪出場へ、コパは欠場
このニュースをシェア

【4月21日 AFP】スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)は20日、所属選手のブラジル代表ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が、コパ・アメリカ・センテナリオ(Copa America Centenario USA 2016)は欠場するものの、8月のリオデジャネイロ五輪には出場できると発表した。
バルセロナは、ネイマールが出場するのはリオ五輪だけが望ましいと要請しており、それを「ブラジルサッカー連盟(CBF)とマルコ・ポーロ・デルネロ(Marco Polo Del Nero)会長が受け入れてくれたことに感謝する」とする声明を出している。
「ネイマールは、6月に米国で開催されるコパ・アメリカでは、プレーを免除される」
ブラジル代表のドゥンガ(Dunga)監督は、チームの主将としてネイマールが両大会に出場することを望んでいたが、バルセロナは新シーズン開幕前に、同選手には適当な休養が必要だと主張していた。
国際サッカー連盟(FIFA)の規則では、コパ・アメリカなどの国際Aマッチで、クラブ側は選手を拘束してはならない。しかし、五輪はFIFAのカレンダーには組み込まれていない。
24歳のネイマールは、U-23ブラジル代表が出場する五輪で、3人の招集が許可されているオーバーエージ枠に入る。
ブラジルにとって、五輪は優勝したことがない唯一の国際大会で、ネイマールが出場した2012年のロンドン五輪では、決勝でメキシコに敗れ、金メダルを逃している。(c)AFP