バルサがネイマールと5年の契約延長へ、仏代表の若手DFも獲得
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【7月1日 AFP】スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)に所属するネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が、クラブと新たに5年契約を結ぶ見込みとなった。30日に代理人が明かした。
ブラジル代表の24歳は、世界のサッカー界でも屈指の才能を持つ選手として認知され、バルセロナではリオネル・メッシ(Lionel Messi)、ルイス・スアレス(Luis Suarez)とともに前線でトリオを組んでいる。
代理人は、ネイマールが「家族とともにFCバルセロナにとどまることを決断し、5年の契約を新たに結ぶだろう」と発表した。声明によると、契約は今週中に結ばれることになる。
ネイマール自身もツイッター(Twitter)に「この夢を過ごし続けることができるのは本当にうれしい。バルサ万歳!カタルーニャ(Catalonia)万歳!」と投稿した。
発表を前にバルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ(Josep Maria Bartomeu)会長は、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)などが加入先に挙がっていたネイマールの移籍を否定していたが、これでその臆測にも終止符が打たれることとなった。
一方でFCバルセロナはこの日、フランス・リーグ1のオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)とDFサムエル・ウムティティ(Samuel Umtiti)の移籍で合意したと明かした。
バルトメウ会長は、「バルサとリヨンはウムティティとの契約で合意に至った。しかしながら選手との交渉をしなければならない。移籍金は2500万ユーロ(約28億円)になる」と発表した。
カメルーン生まれで22歳のウムティティは、現在開催中の欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)でフランス代表に選出されている。3日に行われるアイスランドとの準々決勝では、出場停止のアディル・ラミ(Adil Rami)に代わって出場し、代表デビューを飾ることが見込まれている。
トップレベルでの経験は比較的多くないウムティティだが、その集中力や落ち着き、技術力、ピンポイントのパスを通す力、そしてチームスピリットの感覚は重要なもので、トップチームにもフィットすると見込まれている。
バルトメウ会長は、欧州選手権終了後にウムティティを呼び寄せ、検査や必要な手順を踏んで契約を結ぶと付け加えている。(c)AFP