日本、決勝T1回戦で女王米国に完敗 バスケ女子
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【8月17日 AFP】リオデジャネイロ五輪は16日、バスケットボール女子準々決勝が行われ、5連覇中の米国は110-64で日本を退けて準決勝進出を決めたが、オーストラリアはセルビアに敗れて連続メダル獲得は5大会でついえることとなった。
ダイアナ・トーラジ(Diana Taurasi)とマヤ・ムーア(Maya Moore)がそれぞれ19得点を記録した米国は、五輪47連勝を飾り、18日に行われる準決勝へと駒を進めた。五輪6連覇を目指す米国は、準決勝でカナダとフランスの勝者と対戦する。
第2クオーター途中まで48-46と日本に苦戦を強いられた米国だったが、そこから連続得点で引き離すと、第3クオーターと第4クオーターでは日本を圧倒した。
試合後にトーラジは、「彼女たちに動かされました。気持ちよくプレーさせてくれませんでした。ベストな戦いではなかったと思います。身体能力で引き離すことができました」とコメントしている。
1996年のアトランタ五輪以来、世界選手権も含め米国は国際舞台で87勝1敗の成績を収めている。また、五輪での米国は、1992年のバルセロナ五輪で独立国家共同体(Commonwealth of Independent States、CIS)に負けて以来敗れていない。
一方、オーストラリアはセルビアに71-73で敗れ、バルセロナ五輪以来となるメダル無しに終わった。欧州王者のセルビアは、準決勝でスペインと対戦する。(c)AFP/Jim SLATER