ウマガ氏がマオリ・オールブラックスのAC就任、11月の海外ツアーで
このニュースをシェア

【9月14日 AFP】ニュージーランド・ラグビー協会(NZRU)は14日、タナ・ウマガ(Tana Umaga)氏が指導者としての実績に磨きをかけるべく、11月に行われるマオリ・オールブラックス(Maori All Blacks)の海外ツアーでアシスタントコーチを務めることを発表した。
ウマガ氏は今年ブルーズ(Blues、ニュージーランド)のヘッドコーチ(HC)に就任し、世界最高峰のスーパーラグビー(Super Rugby)で低迷していたチームを競争力のある集団に生まれ変わらせた。
以前から、将来はオールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)のHCになることが夢だと公言していたウマガ氏は、まずは長期にわたって修行の時間が必要だと認識しており、これまでフランスのRCトゥーロン(RC Toulon)やニュージーランド地域代表選手権ITMカップ(ITM Cup)のカウンティーズ・マヌカウ(Counties Manukau)でHCとしての経験を積んできた。
11月に米国、アイルランド、英国を舞台に行われるマオリ・オールブラックスの海外ツアーで、代表レベルでは初めて指導者としての経験を積むことになるウマガ氏は、同チームのコリン・クーパー(Colin Cooper)HC、そして同じくアシスタントコーチのカール・ホーフト(Carl Hoeft)氏とともに働くことになる。
ニュージーランド先住民マオリ(Maori)の選手によって構成されるチームを率いるクーパーHCは、「タナはチームに名声をもたらしてくれる。彼はプロラグビーの環境を熟知しているし、仕事に対しても非常に高いパフォーマンスの取り組みを見せる」とコメントした。(c)AFP