レアルがスポルティングに逆転勝利、ロナウドとモラタが劇的弾 欧州CL
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【9月15日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)は14日、グループリーグ第1節が各地で行われ、グループFのレアル・マドリード(Real Madrid)は、終盤にクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)とアルバロ・モラタ(Alvaro Morata)が得点し、スポルティング・リスボン(Sporting Lisbon)に2-1で劇的な逆転勝利を飾った。
後半3分にスポルティングのブルーノ・セーザル(Bruno Cesar)に得点を許したレアルは、チャンピオンズリーグで5年ぶりにホームで黒星を喫する瀬戸際まで追い込まれた。
ところが終了間際にロナウドがフリーキックを直接沈めて同点としたレアルは、長くなったアディショナルタイムにハメス・ロドリゲス(James Rodriguez)のクロスにモラタが合わせて逆転に成功した。
自身がキャリアをスタートしたスポルティングから得点を奪ったロナウドは、beINスポーツ(beIN Sports)に対し、「序盤は少し消極的だった」と話している。
「だがサッカーとはこういったもので、レアル・マドリードとはこういうものだ。逆転劇はこの伝説的なスタジアムの一部なんだよ」
また、レアルのジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督は、本来のパフォーマンスではなかったものの、チームのメンタリティーをたたえた。
「苦しんだが決して諦めることはなかったので満足している。これがフェアな結果だったかどうかは分からない。だがわれわれは最後まで信じていた。90分間戦わなければならないんだ」
今年5月に通算11度目のチャンピオンズリーグ制覇を果たしたレアルは、昨季から続くリーグ戦での連勝を15に伸ばしてこの日の試合を迎えており、対するスポルティングも国内13連勝中と好調を維持していた。(c)AFP/Kieran CANNING