敵地で完敗のマンU指揮官、「眠っていた」チームにいら立ち ヨーロッパリーグ
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【11月4日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2016-17)は20日、グループリーグ第4節の試合が各地で行われ、敵地でフェネルバフチェ(Fenerbahce)に1-2で敗れたマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督は、チームが「眠っていた」とコメントした。
指揮官は試合前の選手たちに対し、2週間前にホームでフェネルバフチェに4-1で勝利した一戦と、敵地イスタンブール(Istanbul)での試合は全くの別物だと警告していた。
しかし、ユナイテッドは開始わずか2分で不意を突かれ、ムサ・ソウ(Moussa Sow)にオーバーヘッドキックから先制を許すと、ハーフタイム明けにはイェレマイン・レンス(Jeremain Lens)のFKで追加点を奪われた。
その後ウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)が1点を返したものの、ユナイテッドにとっての悲惨な夜に変わりはなかった。
チェルシー(Chelsea)やレアル・マドリード(Real Madrid)で指揮を執った経験を持つモウリーニョ監督は、「私にはトルコのクラブと対戦する際の大きな経験があるから、余計に失望した。私は経験をすべて伝えた。ホームで彼らと対戦するのは簡単だが、トルコにやってくるとまったくもって違う。ホームでの試合について考えないように言った」と語った。
「だが、チームは寝ている状態でキックオフした。あちらは時速100マイルだったが、こちらはのんびりとしていた。相手はすぐ試合に入った、こちらは眠っていた」
また、ユナイテッドにはゴール前での自信が欠けているとしたモウリーニョ監督だったが、「今日良かったことの一つは、ルーニーが得点したこと」と付け加えた。
今季はここまで調子の上がらないルーニーだが、この日のゴールは欧州大会通算38得点目となり、ルート・ファン・ニステルローイ(Ruud Van Nistelrooy)氏が持つクラブ記録に並んでいる。(c)AFP/Stuart WILLIAMS