ウォルトンHC体制のレイカーズ、カリー不発のウォリアーズに快勝
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【11月5日 AFP】16-17NBAは4日、各地で試合が行われ、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)が117-97でゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)に快勝。ルーク・ウォルトン(Luke Walton)ヘッドコーチ(HC)は、古巣との初対戦で大きな勝利を手にした。
ルー・ウィリアムズ(Lou Williams)とジュリアス・ランドル(Julius Randle)が20得点の活躍をみせたレイカーズは、ウォリアーズの大黒柱ステフェン・カリー(Stephen Curry)がシュートに精彩を欠いていた隙を最大限に利用した。
ディアンジェロ・ラッセル(D'Angelo Russell)が17得点、ラリー・ナンス(Larry Nance)が12得点9リバウンドを記録したレイカーズは、リーグトップの攻撃力を誇るウォリアーズに一度もリードを許さなかった。
対するウォリアーズは、2年連続でレギュラーシーズン最優秀選手(MVP)に輝いたカリーは、13得点11リバウンド8アシストの成績を残したが、10本の3ポイントシュートをすべて失敗。これで、レギュラーシーズンでの3ポイントシュートの成功記録は連続157試合で途絶えた。
ウォリアーズではまた、ケビン・デュラント(Kevin Durant)が27得点を記録。安定感を維持しているデュラントは、これでレギュラーシーズンで70試合連続で20得点以上を記録し、マイケル・ジョーダン(Michael Jordan)氏が1990-91シーズンに記録した連続69試合を上回った。
ドレイモンド・グリーン(Draymond Green)は16得点9リバウンドを記録した一方で、クレイ・トンプソン(Klay Thompson)がフィールドゴール(FG)が18本中4本しか入らず、2本の3ポイントシュートを含めて10得点に終わった。
昨季までウォリアーズのアシスタントコーチを務め、腰の修復手術による合併症で休職していたスティーブ・カー(Steve Kerr)HCに代わり、暫定指揮官も務めたウォルトンHCは、「ステフ(カリー)とクレイの3ポイントシュートを合計2本に抑えられて、本当に良かった」とコメントした。
ウォルトンHCはまた、若手主体のレイカーズが合計26アシストを記録したほか、合計51本のリバウンドにで同40本のウォリアーズを上回ったことにも満足感を示し、「つまり、全員でボールを回し、チーム一丸となって戦っていた証拠だ」と語った。
第3クオーターにはウォリアーズも反撃し、ケヴォン・ルーニー(Kevon Looney)のレイアップが決まって8点差まで詰め寄る場面もあった。するとウォルトンHCは、顔を上げ続けろと選手を鼓舞し、「反撃を許してはならない。彼らには逆転できるだけの実力がある。彼らを焦らせるんだ」と指示を出していた。(c)AFP