ナダルがストレートで白星発進、ラオニッチも快勝 全豪OP
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【1月17日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2017)は17日、男子シングルス1回戦が行われ、大会第9シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)はフロリアン・マイヤー(Florian Mayer、ドイツ)を6-3、6-4、6-4のストレートで下し、2回戦へ駒を進めた。
前回大会では1回戦で同胞のフェルナンド・ベルダスコ(Fernando Verdasco)にフルセットで敗れていたナダルだが、この日の試合では、けがに悩まされた昨年からの影響を感じさせないプレーを披露した。
四大大会(グランドスラム)通算14勝のナダルは試合後、「彼(メイヤー)は典型的なプレースタイルではなく、ネットに出てくる。ポイントによって変化を加えてくるんだ」とすると、「彼の一つ一つのショットを注意しなくてはならないから、私にとっては素晴らしい勝利だといえるし、ここメルボルン(Melbourne)でプレーする機会を残すことができて非常にハッピーだ」と振り返った。次戦はマルコス・バグダティス(Marcos Baghdatis、キプロス)と激突する。
「今日はいい初戦になった。フロリアンは、1回戦で当たるにはタフなプレーヤーだ」
一方、第3シードのミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)は、ドイツのダスティン・ブラウン(Dustin Brown)に6-3、6-4、6-2で快勝。前回大会ベスト4のビッグサーバーは次戦、ギル・ミュラー(Gilles Muller、ルクセンブルク)とテイラー・フリッツ(Taylor Fritz、米国)の勝者と激突する。
ラオニッチはこの試合、18本のエースに加え46本のウィナーを記録。また、ファーストサーブが入ったときのポイント獲得率は82パーセントをマークした。
26歳のラオニッチは、昨年の同大会でカナダの男子選手として初めて準決勝に進出したものの、アンディ・マレー(Andy Murray、英国)の前に屈していた。(c)AFP