【11月26日 AFP】17-18スペイン1部リーグは25日、第13節の試合が行われ、今季得点力不足に悩んでいたアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は、アントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)とケヴィン・ガメイロ(Kevin Gameiro)がともに2得点を記録し、レバンテ(Levante)を5-0で退け、レアル・マドリード(Real Madrid)と勝ち点で並ぶ3位を守った。

 リーグ戦では直近6試合で合計4得点しか挙げることができていなかったアトレティコだが、この日は敵地シウダ・デ・バレンシア(Estadio Ciudad de Valencia)で大勝し、レバンテとのアウェーゲームで6試合ぶりの勝利を収めた。

 ゴールラッシュにはレバンテのミスも味方した。アトレティコは開始わずか5分、ガメイロのクロスをロベルト・ピア(Roberto Suarez Pier)が自軍ゴールに蹴り込んでしまい、オウンゴールで先制すると、2点目はチェマ・ロドリゲス(Chema Rodriguez)がボールをクリアしきれなかったところから、ガメイロが無人のゴールに蹴り込んだ。

 後半に入ると、アトレティコはガメイロとグリーズマンのコンビで3点を追加。ジエゴ・コスタ(Diego da Silva Costa)の復帰が決まっているチームで微妙な立場にいるガメイロだが、同じフランス出身のグリーズマンとの息の合ったプレーを披露した。

 ガメイロはbeINスポーツ(beIN Sports Spain)で「見ての通り、アントワーヌと僕はピッチの内外で良い関係を築けている。勝てないときはいろいろ言われるけれど、僕らは勝つために毎日真剣に努力している。調子も上がってきたし、これを続けなくてはならない」と話した。(c)AFP/Kieran CANNING