復帰2戦目の西岡は初戦敗退、ドバイ・テニス選手権
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【2月27日 AFP】テニス、ドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2018)は26日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク179位の西岡良仁(Yoshihito Nishioka)は7-5、4-6、1-6でブノワ・ペール(Benoit Paire、フランス)に逆転負けを喫した。
昨年3月のマイアミ・オープン(Miami Open 2017)で膝の十字靱帯(じんたい)を断裂してから、これが復帰2戦目となっていた22歳の西岡は、プロテクトランキング66位で今大会に出場した。懸命に戦ったもの日常的に試合に出場するレベルには到達していないとして、「コートでの動き方をもう一度学ぶ必要があった」とコメントした。
「手術してから3か月間は走ることができなかったので、そこから学び直さなければいけませんでした。ゼロからのスタートで、何もかも最初からやり直さなければいけませんでした」
当面の目標は自己ベストの世界58位まで返り咲くことだと話している西岡は、ATPツアーの復帰初戦となった先月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)でも2回戦敗退に終わっていた。
「時間をかけていきます。3週連続でプレーするのは無理なので。休養を挟みながら大会に出る必要もありますが、ポジティブでいることが大切です」と話した西岡はこの日、第1セットを接戦でものにしたものの、最終セットでは開始から5ゲームを連取されてペールの前に屈してしまった。
「2セット目は厳しかったです。相手のプレーが勢いを増したことに加えて、1セット目よりも動きが良くなっていったので。とにかく食らいついて、自分を信じて戦うしかなかったです。3セット目に入ると相手がミスをしなくなり、自分も疲れてきた。動きが良くなかったです」 (c)AFP/Scott WILLIAMS