【8月〇日 CNS】中国の今年前半の携帯電話の販売台数は、20%減少した。セレブ向けスマホメーカー8848鈦金(8848)の周佳(Zhou Jia)総裁は28日、「スマホ業界は飽和が近く、2018年の中国の出荷台数は約5億台だろう。全国民が2〜3年に1度、端末を買い替えるペースだ」と述べた。

 一方、「販売台数は減っているが、消費力の向上が新たな商機となり、業界の消費構造も変化している。商品の細分化で成長は可能だ」とも語った。

  周総裁によると、スマホメーカーの上位5社が90%のシェアを握っており、その他のメーカーの生き残りは簡単ではないが、消費の変化をとらえた企業にはチャンスがあるという。

 同社はこの日、北京で豪華な時計をはめ込んだ新商品「M5」を発表。周総裁は「当社は大手メーカーのデザインを模倣せず、個性的でシック、かつラグジュアリー路線で行く。価値が分かるユーザーにターゲットを絞っていく」と語った。(c)CNS/JCM/AFPBB News