中国政府、外資の参入制限を緩和 発展改革委
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【4月3日 CNS】中国国家発展改革委員会(NDRC)の寧吉喆(Ning Jizhe)副主任は24日、北京で開催された「中国発展ハイレベルフォーラム2019」(China Development Forum)で、「今後、外国企業の投資参入に関するネガティブリストを縮小し、外国単独資本企業のより多くの分野への参入を許可する」との方針を明らかにした。
寧副主任によると、中国は今後、外国企業の投資管理制度や関連規定の整備を進め、外国企業投資ネガティブリストを縮小する。農業や鉱業、製造業、サービス業での開放を進め、多くの分野で外国単独資本による経営を許可する予定だとしている。
外国企業の中国への昨年の直接投資は1350億ドル(約15兆280億円)で、中国は世界で最も注目される投資先の一つとなっている。
寧副主任によれば、外国企業の投資を奨励する産業分野を拡大し、多国籍企業の生産・研究開発拠点を誘致したり、外国資本プロジェクトへのサービス機能を充実させたりすることで、大型で象徴的な外資プロジェクトをできるだけ早く実現させるとしている。(c)CNS/JCM/AFPBB News