2011ブエルタ王者コーボがドーピング、優勝剥奪の可能性
発信地:ローザンヌ/スイス
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【6月14日 AFP】元自転車ロードレーサーのファン・ホセ・コーボ(Juan Jose Cobo、スペイン)氏が反ドーピング規則に違反したことが明らかとなり、2011年のブエルタ・ア・エスパーニャ(Vuelta a Espana 2011)の優勝を剥奪される可能性が出てきたと、13日に国際自転車競技連合(UCI)が発表した。この裁定により、クリス・フルーム(Chris Froome、英国)が王者に繰り上がる可能性がある。
フルームは2011年大会で2位に入っており、コーボ氏のタイトルが剥奪された場合に勝者となる。
UCIによると、すでに現役を退いているコーボ氏の2009年から11年の生体パスポートの血液から異常が発見されたため、さかのぼって禁止薬物の使用による違反で処分を下された。(c)AFP