【7月1日 AFP】インド北部ジャム・カシミール(Jammu and Kashmir)州で1日、乗客をすし詰めにして走行していたバスが谷へ転落し、少なくとも35人が死亡した。当局者が明らかにした。

 山岳地帯にあり、劣悪な交通事情で知られるジャム・カシミール州でここ1週間で発生したバスの転落事故は、今回で2件目。

 警察によれば、バスは辺境に位置するキシュトワール(Kishtwar)地方を走行中、道路から外れて谷底に転落した。

 地元当局者は、この事故で35人が死亡し、17人が負傷したと述べた。うち7人は深刻な容体で、近郊の病院に搬送されたという。

 同州では先週、ショピアン(Shopian)県で、バスが谷へ転落し、ピクニックに向かっていた生徒11人が死亡する事故が起きていた。(c)AFP