ジェームズの背番号23、デイビスへの譲渡は不可能か 米報道
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【7月13日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)のレブロン・ジェームズ(LeBron James)が、新しくチームメートとなったアンソニー・デイビス(Anthony Davis)に背番号23を譲るのは、同国スポーツ用品大手のナイキ(Nike)の承認がないことを理由に現状では不可能となっていると、現地の複数メディアが12日に伝えた。
米スポーツ専門チャンネルESPNとYahoo!スポーツ(Yahoo! Sports)は匿名情報として、ジェームズからデイビスへの背番号の譲渡は、ナイキの製造面や財政面の問題によって先延ばしにされる見通しだと伝えた。
ESPNによると、同社はジェームズの背番号23のユニホームについて、数千万ドル分もの在庫を抱える問題に直面するという。
ジェームズはデイビスがキャリアを通じて使用している背番号23を譲り、自身はマイアミ・ヒート(Miami Heat)時代に着けていた6番に戻したいとしていることから、レイカーズは背番号の変更に関してリーグに問い合わせていた。
背番号の変更は3月15日までとなっており、レイカーズはその期限が過ぎていると通達されたものの、リーグ側はナイキが認めれば許可する意向を示していた。
ナイキ側の問題を知らされたジェームズは、同社が損失を被るのを避けることに加え、すでにレイカーズの背番号23のユニホームを購入したファンを尊重するため、背番号の変更を延期することに決めたという。
ジェームズが2020-21シーズンに向けて背番号を変更する場合、その期限は2020年3月15日までとなる。(c)AFP