切り刻まれたライオンの死骸8体発見、鼻と足を切断 南アフリカ
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【1月5日 AFP】南アフリカの警察当局は4日、切り刻まれたライオンの死骸8体が民間の飼養場で発見されたことを受け、捜査に乗り出したことを明らかにした。
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同国警察はAFPに対し、「昨日朝、スワルトラッヘンス(Swartruggens)付近のロッジで違法に狩られた」と明かし、「ライオン全頭の鼻と足が切り取られていた」と述べた。
地元メディアは、同国北西(North West)州にある狩猟用動物の飼養場で発見されたライオンたちが、密猟者らに毒入りの鶏肉を餌として与えられたとみられると伝えた。だが警察は、捜査中だとして臆測を避けた。
警察は「近くで鶏の死骸が発見されたらしいので、また疑いの段階にすぎないが、鶏たちが毒殺され、餌としてライオンに与えられたとみられる」としたが、「現在も捜査を進めている」と話した。
この事件に絡む逮捕はまだなされておらず、犯行動機も分かってない。
同国では、これまでライオンが殺された複数のケースについて、体の一部がいわゆる伝統薬に使用されていると推定されている。(c)AFP