新型ウイルス、イランが求めれば支援する用意 トランプ大統領
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【3月1日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は2月29日、首都ワシントン近郊で開催されている毎年恒例の保守政治行動会議(CPAC)で、新型コロナウイルスの感染が拡大するイランが支援を求めれば応じる用意があると述べた。
米国務省は、イランで米国の利益代表を務めるスイスを通じて、支援する意志があるとイラン側に正式に伝えたと発表した。支援の内容は明らかになっていない。
イラン保健省は2月29日、新型コロナウイルスにより同国で新たに9人が死亡したと発表。同国での死者は43人になった。一方、米ワシントン州の当局は、米国内で初めて新型コロナウイルスに感染した人が死亡したと発表した。
トランプ氏は、過去2週間以内にイランへ渡航したすべての人を対象に新たな制限措置を導入。また米国人に対し、イタリアや韓国のウイルス感染が深刻な地域に渡航しないよう強く求めた。(c)AFP