WADA会長、米国政府に資金拠出で「建設的」な議論求める
発信地:モントリオール/カナダ
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【9月17日 AFP】世界反ドーピング機関(WADA)は16日、同機関への資金拠出停止をほのめかした米国政府に対し、話し合いの再開を求めた。
米ホワイトハウス(White House)の麻薬管理政策局(ONDCP)は6月、連邦議会にWADAへの年間270万ドル(約2億8400万円)の資金提供を停止する権限を与えるよう勧告していた。
ONDCPはロシアのドーピング問題をめぐるWADAの対応を批判するとともに、ガバナンス改革を実施していないと非難している。
WADAのウィトルド・バンカ(Witold Banka)会長は声明文で「WADAと米国当局が協力して反ドーピングを強化することは非常に重要である」と記した。
「私は、米国と世界反ドーピング・コミュニティーとの連携を確実にするべく、建設的な議論に参加する意思があることを表明する」 (c)AFP