W杯スーパー大回転も最終戦中止、 クリヒマイヤーが初優勝
発信地:レンツェルハイド/スイス
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【3月19日 AFP】20-21アルペンスキーW杯は18日、スイス・レンツェルハイド(Lenzerheide)で予定されていた男女スーパー大回転の最終戦が悪天候により中止となり、男子の種目別優勝はビンセント・クリヒマイヤー(Vincent Kriechmayr、オーストリア)に決まった。
17日の男女滑降の最終戦も中止となっており、今季のW杯は今週末の大回転と回転の2戦を残すのみとなった。男子ではアレクシス・パンテュロー(Alexis Pinturault、フランス)が、女子ではペトラ・ブルホバ(Petra Vlhova、スロバキア)がそれぞれ総合首位に立っている。
規則では、W杯最終戦は別日に変更することはできないと定められている。この結果、クリヒマイヤーはスーパー大回転で初の種目別優勝を果たした。女子はすでにララ・グートベーラミ(Lara Gut-Behrami、スイス)の優勝が決まっていた。
男子総合首位のパンテュローは、W杯の回転に出場したことがない2位のマルコ・オデルマット(Marco Odermatt、スイス)に31ポイント差をつけている。
また、女子総合首位のブルホバは、今季は回転に出場していないグートベーラミに96ポイント差をつけている。W杯では各種目の優勝者に100ポイントが与えられる。(c)AFP