【12月21日 AFP】ラグビーニュージーランド代表のダミアン・マッケンジー(Damian McKenzie)が21日、来年開幕する国内新リーグ「リーグワン」1部の東京サントリーサンゴリアス(Tokyo Suntory Sungoliath)の入団会見に臨み、SOでのプレーを望んでいると話した。

 最近はSOとFBの両方をこなしている26歳のマッケンジーは、昨季サンゴリアスで半年間プレーした同胞のボーデン・バレット(Beauden Barrett)と入れ替わる形で来日を果たした。

 マッケンジーは、「SOとしてプレーできたらうれしい。このリーグでは、そこが自分の力を最大限に発揮できると思う」と話し、「だが、FBでも、チームが必要とする他のポジションでも喜んでプレーする。サントリーサンゴリアスの精神はチームファーストだが、SOでプレーできたら本望だ」と語った。

 今年のオールブラックスではボーデン・バレットかリッチー・モウンガ(Richie Mo'unga)が10番、ジョーディー・バレット(Jordie Barrett)が15番としてプレーし、マッケンジーはベンチに甘んじる時間が多かった。

 それでも、この日の会見では2023年W杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)での代表入りへ「自信はある」と話し、「ここには日本のラグビーと文化を取り入れるためにやってきたが、自分のラグビーを成長させるためでもある。実際に可能だと思っているし、それで得た経験を持ち帰りたい」と意欲を示した。

 リーグワンは来年1月7日に開幕する。(c)AFP